白米を炊くときは、炊飯器を使って炊いている人がほとんどだと思いますが、フライパンでもご飯が炊けることはご存知でしょうか。
フライパンで炊飯する方法を知っていれば、家に炊飯器が無い人でも美味しいご飯を食べることができるので、自炊の幅が広がりますよ。
このページでは、フライパンだけでごお米(無洗米)を炊く方法について詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
フライパン炊飯に必要なもの
- フライパン
- フライパンの蓋
- 無洗米 2合くらい
- 水(1合につき220mlくらい)
フライパンでご飯を炊くには、上記の道具が必要になります。
基本的に特別な道具は必要ありませんが、ご飯を蒸らすときにフライパンの蓋を使うので、持っていない人は用意しておきましょう。
水の量は1合につき220mlくらいが基準ですが、お米の銘柄やコンロの火力によっても変わってきます。何回か炊飯してみて、お好みの量を見つけてください。
フライパンでご飯を炊く方法
フライパン+ガスコンロの場合のやり方
- 無洗米・水をフライパンに入れ、蓋をする
- 沸騰するまで強火で加熱
- 沸騰したら、弱火で6分ほど加熱
- 一瞬だけ強火にして水分を飛ばす(1分ほど)
- 火を止めて、10分ほど蒸らす
フライパン+IHコンロの場合のやり方
- 無洗米・水をフライパンに入れ、蓋をする
- 沸騰するまで強火で加熱
- 沸騰したら、弱火で8分ほど加熱
- 一瞬だけ強火にして水分を飛ばす(1分ほど)
- 火を止めて、10分ほど蒸らす
基本的にIHコンロの方が火力が弱いので、火にかける時間は長めになります。
さらに、機種によっても火力が違います。卓上のIHクッキングヒーターは便利ですが、火力が弱めなので、さらに加熱する時間がかかる場合があります。
また、ご飯が焦げてしまった場合は、加熱する時間を少しずつ減らしてみてください。
フライパンでご飯を美味しく炊くコツ
ときどきフライパンを揺らす
火にかけた後は時間が経つまで放置でも構いませんが、ときどきフライパンを揺らしてご飯を散らすことで、満遍なく加熱することができます。
一瞬だけ強火にして水分を飛ばす
弱火でじっくり加熱することで余計な水分を飛ばしていくのですが、それでも多少の水分は残ります。
そこで、最後に一瞬だけ強火にして水分を飛ばすことで、お米がベチャッとするのを防げます。
フライパンからパチパチと音が鳴ったら水分が無くなった合図なので、火を止めましょう。それ以上加熱すると、ご飯が焦げてしまう可能性があります。
ご飯がベチャベチャしている場合は加熱時間を増やす
炊くご飯の量が多かったり、火にかける時間が足りなかったりすると、水分が蒸発しきれずに残ってしまい、ベチャっとした食感になることがあります。
その場合は、火にかける時間を少しずつ増やしていくと良いでしょう。余分な水分が蒸発・吸水され、丁度いい固さのご飯になりますよ。
また、最後の蒸らす時間を多めにするのもおすすめです。
まとめ
今回は、フライパンとガスコンロ・IHコンロを使ってご飯を炊く方法について紹介しました。
一人暮らしだと炊飯器を洗うのが面倒だったり、そもそも置き場所が無かったりしますが、フライパンを使えば洗い物が最小限で済み、占有するスペースもそこまで多くありません。
意外と簡単に炊くことができるので、炊飯器が無い人はぜひ一度試してみてはどうでしょうか。