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ロフト付き物件はやめとけ?メリットとデメリットを解説【一人暮らし】

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部屋探しサイトを見ていると、たまに募集があるロフト付きの物件。

使えるスペースが広いため、一見すると住み心地の良さそうなロフト付き物件ですが、実際に住んだことがある人から「ロフトはやめとけ」と言われることもあります。

そこで今回は、ロフト付き物件のメリット・デメリットや、ロフト付き物件がおすすめの人について解説していきます。部屋探しの参考にしてみてください。

 

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ロフトとは

ロフトとは、本来の意味では屋根裏部屋のことを言います。

しかし、日本の住宅でロフトと言う場合は、居室の上部に設けられたスペースのことを指すことが多いです。ロフトには主にはしごや階段を使って出入りします。

ロフト付き物件は「居室の上部分にスペースがある物件」ということですね。

 

ロフト付き物件のメリット

ロフトを収納場所として使える

ロフトの最大のメリットは、収納スペースとして使えることでしょう。

ロフトには様々な活用方法がありますが、基本的に天井との距離が低いため、アクティブに動いたり、頻繁に出入りするスペースとしては正直使いにくいです。

その点、あまり使わない物を収納するのには適していて、シーズンオフの衣類や思い出のアイテムを収納するのに最適なスペースとなっています。

ただし、ロフトはホコリがたまりやすいといったデメリットもあるので、ホコリを防げる収納ケースやクリアケースに入れるなどの対策を取りましょう。

 

 

ロフトを部屋として使える

ロフトをもう1つの部屋として使うことも可能です。

ロフトを趣味の空間としてインテリアすれば、生活にメリハリをつけたり、メインの居室をすっきりと見せられます。

一応、ロフトを寝る場所として使うこともできますが、夏場は暑くて寝つけないなど、寝室として使うのはいくつかのデメリットがあります。

 

天井が高く開放感がある

ロフト付きの物件は基本的に天井が高くなっています。

天井が高いと部屋が広々と見えて開放感がありますし、背の高い家具や照明を設置できるので、インテリアの幅も広がります

 

1LDKなどに比べると家賃が安い

建築基準法では、ロフトは部屋として定義されていないため、1LDKのような部屋が複数ある物件と比べると、家賃が安くなる傾向があります。

1LDKの方が基本的に面積が広いので、一概に優劣は付けられませんが、「広い部屋に住みたいけど、家賃は抑えたい」という人はロフト付き物件という選択肢はありですね。

 

ロフト付き物件のデメリット

寝る場所としては使いにくい

ロフトのスペースは寝る場所としても使えますが、意外と不便な点も多いです。

例えば、ロフトは天井からの距離が低く、寝起きが悪い人は頭をぶつけてしまうことがあります。

また、多くの物件ではロフトと部屋の昇り降りはハシゴを使うことになりますが、寝ぼけたままで降りようとすると足を踏み外し、転んでしまう危険性があります。

そのほか、「布団を干すのが大変」「布団にカビが生えやすい」などのデメリットも多く、ロフトは寝る場所としてはあまり適していなかったりします。

ロフトで寝たい場合は、すのこベッドを使ったり、階段で昇り降りできるタイプのロフト付き物件を選ぶなどの対策が必要になります。

 

ハシゴが危険・面倒

先ほども説明しましたが、ロフトをハシゴで昇り降りするのは結構大変です。

特に大きな物を持っているときや、寝ぼけている・酔っているなどの正常じゃない状態でハシゴを降りるときは、誤って落下してしまうリスクがあります。

また、単純に昇り降りが面倒ということもあり、「面倒で結局荷物置き場になった」という人も多いです。

 

掃除がしにくい

ロフトは掃除をするのも大変です。

まず、ロフトにいちいち掃除機を運ぶのが面倒ですし、天井との距離が低い関係上、キャニスタータイプや長めのスティックタイプの掃除機は使いにくいです。

そのため、「掃除をサボってしまい、ホコリが大量に積もった」というパターンに陥りがちです。

ロフトを掃除するなら、コロコロハンディクリーナーなどの軽くて使いやすい掃除用具を使うのが良いでしょう。ロフトに掃除グッズを常備しておくのもおすすめですね。

 

エアコンの効きが悪く、夏は暑い

ロフト付きの物件は、天井が高くなっている分、エアコンが効きにくいです。結果的にエアコンの設定温度を強くすることになり、電気代が高くなったりします。

また、「温かい空気は高い場所に溜まりやすい」という性質があるため、夏場のロフトはかなり暑くなります。屋根に熱が当たる最上階はさらに暑いです。

ロフトの暑さ対策としては、サーキュレーターを1階に設置し、エアコンの冷気をロフトに送る方法などがあります。夏場にロフトで過ごす場合はこれらの対策を取りましょう。

 

 

照明器具を交換しにくい

天井が高いということは、部屋の照明も高い位置に設置されることになります。

そのため、自力で照明(電球)を交換するのが難しくなります

天井の高さは物件にもよりますが、高い位置に照明がある場合、テーブルや踏み台では手が届かず、大きめの脚立が必要になるかもしれません。

照明の交換頻度はあまり高くないため、そこまで大きいデメリットというわけではありませんが、もし照明が切れた場合、交換するのが面倒ということは覚えておきましょう。

 

 

ロフト付き物件がおすすめな人

物が多い人

ロフト付き物件は、物が多い人におすすめです。

一般的な一人暮らし向け物件は収納が少ない傾向がありますが、ロフト付き物件ならロフトを収納代わりにできるので、多くの衣類や雑貨などを収納できます。

頻繁に取り出す必要がない、シーズンオフの衣類などはロフト収納に適しているので、ファッション好きな人にもおすすめできますね。

 

趣味の空間を作りたい人

ロフトは寝る場所としては正直おすすめしづらいのですが、「趣味の空間として居室と分ける」という使い方はありかもしれません。

例えば、読書をする書斎や、趣味のアイテムを飾る空間として活用できます。

また、ロフトは秘密基地のような雰囲気があるので、非日常的な空間に憧れている人にもおすすめです。

 

まとめ

以上、ロフト付き物件のメリットやデメリットについて紹介しました。

ロフトは人によってはワクワクする空間ではありますが、意外と不便な点があるのも事実です。

ロフト付き物件を選ぶ場合は、メリット・デメリットをよく比較してから契約しましょう。

 

 

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