「一人暮らしをしているけど、隣人の騒音がうるさい……」
「大音量で映画や音楽を聴きたいけど、隣の部屋への音漏れが気になる……」
一人暮らしをしていると、上記のような悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。
リラックスしている時に、隣の部屋から騒音が聞こえてくるとげんなりしますよね。逆に、自室のテレビやゲームの音が隣に漏れていないか、気になってしまうこともあると思います。
そこで今回は、賃貸物件でも使える防音対策・騒音対策についてまとめました。どれも簡単にできるものばかりなので、騒音や防音対策に悩んでいる人は参考にしてみてください。
隣の部屋がうるさい時の騒音対策グッズ
ノイズキャンセリングヘッドホンを使う
いま防音力ゼロの部屋に住んでいるんですが、すぐには引っ越せそうもないので、ノイズキャンセリング付きのヘッドホンWH-1000XM4を買いました。洗濯機の音とかはほぼ聞こえなくなります。すごい…✨
— 森エマ@動画編集 (@EmMa00110011) January 17, 2021
テレワークで騒音に悩んでいる方は是非🤗#在宅ワーク #動画編集 pic.twitter.com/7AK5rSBqHk
隣人がうるさい時の騒音対策は、ノイズキャンセリングヘッドホンが最もおすすめです。
ノイズキャンセリングヘッドホンはその名の通りノイズを軽減してくれるヘッドホンで、装着するだけで周りの雑音がほとんど聞こえなくなるため、騒音対策にピッタリのアイテムです。
ソニーの「WH-1000」は高性能なワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンで、環境に合わせてノイキャン機能を最適化してくれます。
少々高額なのがネックですが、隣の部屋の騒音が聞こえなくなるのはもちろん、近くで工事している音も軽減されるため、世界が変わるレベルで騒音が気にならなくなる神アイテムと言えます。
防音シート・遮音シートを貼る
部屋の壁に、防音シート(遮音シート・吸音シート)を貼るという方法もあります。
シートが音を遮断・吸音してくれるため、隣の部屋からの騒音を軽減してくれます。また自分の部屋の音も漏れにくくなるため、防音対策としても有効です。
賃貸物件でシートを貼り付ける場合は、両面テープで貼れるものや、目立ちにくいピンで打ち込める製品を選ぶのが良いでしょう。
粘着力が高いものだと剥がすときに壁が傷んでしまうため、注意が必要です。
ホワイトノイズマシンを使う
ホワイトノイズマシンは「小鳥のさえずりの音」「川のせせらぎの音」「風の音」といった数十種類以上の環境音・自然音を流すことができる機械です。
「周りの騒音を心地良いBGMで上書きする」というコンセプトのグッズなので、無音に近い環境で生活したいという人には向いていませんが、「心地良い環境音に包まれて過ごしたい」という人におすすめのアイテムですね。
自室の音が漏れないための防音対策・グッズ
ヘッドホン・イヤホンを使う
自室のテレビやゲームの音が隣に漏れたくないという人は、ヘッドホンやイヤホンを装着するのがおすすめです。定番の方法ですが、ヘッドホンならば大音量で音楽を聴いても問題ありません。
使用するヘッドホンは何でも構いませんが、どうせ購入するなら思い切って高性能な製品を購入するのも良いですね。
前項で紹介したソニーの「WH-1000」はAI技術で音質を最適化してくれるので、AppleMusicなどの音楽でもハイレゾ級のサウンドで楽しむことができます。
防音マット・カーペットを敷く
足音が下の階に響かないか心配な人は、防音マットやカーペットを購入しましょう。防音効果のあるマットを床に敷くだけで、足音などの生活音を軽減してくれます。
防音マットは自宅で筋トレやストレッチをする人にも有用なアイテムです。ジョイントできるマットなら、好きな大きさに繋げられるので取り回しにも優れています。
防音カーテンを設置する
部屋に生地の厚いカーテンを設置すると、防音・遮音効果が期待できます。
またグレードの高いカーテンは遮光効果もあるので、日差しを遮断したい人や、外から部屋の中を見られたくない人にもおすすめですよ。
防音性の高い物件の選び方
鉄筋コンクリート製の物件を選ぶ
- 鉄筋コンクリート造(RC造)
- 鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造)
建物の構造は木造・鉄骨造など色々あるのですが、その中でも防音性が高いとされているのが「鉄筋コンクリート造(RC造)」「鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造)」です。
鉄筋コンクリート造は、コンクリートと鉄筋という強度の高い素材を使って建設するため、他の建物構造よりも耐久性・耐火性・防音性に優れているのが特徴です。
建設コストがかかるため家賃が高くなりやすいというデメリットもありますが、防音性の高い物件に住みたい場合は、なるべく鉄筋コンクリート造の物件を選ぶのがおすすめです。
内見時に騒音がしないかチェックする
内見時に、上階や隣の部屋から音がしないか確認してみるのもいいでしょう。
その際は、土日などの「自分が部屋にいることが多い時間帯」に内見するのがおすすめです。平日は静かでも、土日になると騒がしくなるということは普通にあります。
また、壁をノックして薄くないかチェックするのも有効な方法です。ノックした時に「コンコン」と響くような音がする場合は、薄い壁であることが多いです。
まとめ
今回は、一人暮らしでも使える防音対策・騒音対策について解説しました。
アパートやマンションの騒音問題は深刻で、騒音がきっかけでトラブルに巻き込まれることもしばしばあります。そのようなことにならないにも、防音・騒音対策はしっかりと取りましょう。