「スーパーから家までペットボトルのミネラルウォーターを運ぶのが大変」
「美味しいお水を飲みたいけど、ウォーターサーバーはコスト的に厳しい」
上記のような悩みを持っている人は、浄水器を導入するのがおすすめです。
このページでは一人暮らしが浄水器を使うメリットや、おすすめの浄水器について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしに浄水器は必要?
日本の水道水は、水道法という法律で定められた厳しい水質基準をクリアしている水なので、そのまま飲んだとしても問題はありません。
ただし、「塩素による独特のカルキ臭や風味」「経年劣化による水道管のサビ」など、そのままの水道水だと味や臭いが気になることもあります。
「水質だけでなく、飲みやすい水を取り入れたい」という場合は、浄水器を使うのがおすすめです。
浄水器を使うメリット
美味しくて安全な水が飲める
浄水器は「家庭用品品質表示法」で定められた13の物質を除去する必要があり、「総トリハロメタン」などの発ガン性の恐れのある物質も除去してくれます。
また残留塩素やカビ臭などといった風味に影響があるものも除去してくれるため、浄水器を使えばより安全で美味しい水を飲むことができます。
ペットボトルを買う・捨てる必要がない
浄水器は本体を蛇口に取り付けるだけなので(蛇口型の場合)、ミネラルウォーターのように重たいペットボトルをいちいち家まで運ぶ必要がありません。
もちろんペットボトルのゴミも出ないため、「空のペットボトルを潰して資源ゴミに出す」といった煩わしい作業からも解放されますよ。
ランニングコストが圧倒的に安い
種類 | 1Lあたりの費用 |
---|---|
ウォーターサーバー | 約112円 |
ペットボトル | 約50円 |
浄水器 | 約4.4円 |
※ウォーターサーバーは12L1350円、ペットボトルは2L100円として計算
浄水器はウォーターサーバーやミネラルウォーターに比べ、維持費が安く済むのも魅力です。
たとえばクリンスイの浄水器カートリッジは1個2000円程度で売られていて、1個につき900Lほど浄水することができるため、1Lあたりの費用は約4.4円(+水道代)となります。
もちろんウォーターサーバーやペットボトルにもメリットはありますが、単純にランニングコストだけでみた場合、浄水器が圧倒的に安いです。
浄水器の比較:タイプ別
蛇口直結型の浄水器のメリット・デメリット
- ◎蛇口を捻るだけですぐに浄水が出てくる
- ◎ポット型よりもカートリッジの寿命が長い
- △蛇口の形状によっては取り付けられない場合がある
- △蛇口の位置が低くなるため、洗い物がしづらくなる可能性がある
- △本体の裏側などの汚れが見えにくい
蛇口直結型は、キッチンなどにある蛇口にそのまま取り付けるだけで使える浄水器です。
蛇口に取り付けるだけでいつでも浄水が飲めるという手軽さが大きなメリットとなっています。
デメリットとしては、特殊な形状の蛇口には取り付けられなかったり、低い位置にある蛇口に取り付けると、洗い物がしづらくなることなどが挙げられます。
ポット型の浄水器のメリット・デメリット
- ◎冷蔵庫にポットを入れて冷やすことができる
- ◎蛇口に取り付ける必要がない
- ◎汚れてもすぐわかり、洗いやすい
- △ポットに水道水を注ぐ必要があり、タイムラグがある
- △一度に使える水の量が限られる
- △蛇口型よりもカートリッジの寿命が短い
ポット型は、浄水ポットに水を入れて、フィルターで濾過するタイプの浄水器です。
ポットに浄水を貯められるので、冷蔵庫に入れて冷やすことができるのが魅力です。また、汚れてもポットごと洗えるため、清潔にしやすいというメリットもあります。
デメリットとしては、浄水ポットが空のときは水を入れて濾過する必要があるため、浄水を飲むのに数分のタイムラグがあるということが挙げられます。
用途別のおすすめの浄水器は?
- 蛇口がシャワー蛇口・センサー蛇口など特殊な場合→ポット型
- 蛇口の位置が低く、洗い物に支障が出そうな場合→ポット型
- 冷やした浄水が飲みたい場合→ポット型
- 料理に浄水を使いたい場合→蛇口直結型
- ポットに水を入れるという作業が面倒な場合→蛇口直結型
- コスパを重視している場合→蛇口直結型
蛇口直結型・ポット型の浄水器にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、用途に合わせて浄水器を選ぶのがおすすめです。
ケース別におすすめの浄水器をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
おすすめの浄水器
蛇口直結型のおすすめ:クリンスイ
蛇口直結型の浄水器を使うなら、クリンスイの「MONOシリーズ」がおすすめです。
クリンスイは「家庭用品品質表示法」で定められた13の除去対象物質に加え、鉄やアルミニウムなどの風味を損なう物質もしっかりと除去してくれます。
MONOシリーズの「MD301」なら本体に適正水量や使用残量が表示されるため、ベストなタイミングでカートリッジを交換することができます。
ポット型のおすすめ:ブリタ
ポット型の浄水器を使うなら、ブリタのポット型浄水器がおすすめです。
浄水部容量1.0Lのポットなら、全長は1.5Lのペットボトルくらいの大きさなので、冷蔵庫のドアポケットにもすっきり収まるサイズ感になっています。
浄水カートリッジは「マクストラプラス」を使用していて、1個につき200Lもの水をろ過できます。
まとめ
浄水器を使えば、ペットボトルのように重い荷物を持ち運ぶ必要が無いですし、ウォーターサーバーのように高い月額コストがかかることもありません。
一人暮らしで美味しい水を生活に取り入れたい人は、浄水器の使用を検討してみてはどうでしょうか。