テーブルは一人暮らしをしていく上で必要不可欠な家具ですが、いわゆるパソコンデスク(勉強机)については、購入するかどうか迷う人も多いと思います。
そこで今回は、一人暮らしでデスクを使うことのメリット・デメリットや、デスクを購入する際の選び方、おすすめのデスクについて紹介していきます。
部屋にデスクを買おうか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしにデスクはいらない?
一人暮らしにデスクが必要かどうかは、その人の生活スタイルによります。
デスクは一人暮らしに絶対に必要な家具ではありませんが、人によってはもの凄く便利で、できれば導入した方がいい家具とも言えます。
デスクの購入はメリットもデメリットもあるので、よく吟味した上で決めるのが良いでしょう。
デスクを使うメリット
- 仕事・勉強・読書に集中できる
- 小物や本をまとめることができる
- デスクトップパソコンが置ける
仕事・勉強・読書に集中できる
一人暮らしでデスクを使う一番のメリットと言えば、やはり作業に集中できることでしょう。
ローテーブルやこたつで作業していると、集中力が続かずにゴロゴロしてしまいがちですよね。気付いたら寝てしまい、小一時間経っているなんてこともあります。
その点、デスクは椅子に座る必要があるので、すぐに横になってしまうことも少なくなります。椅子に座ることで気持ちを切り替えられるのもメリットと言えるでしょう。
小物や本をまとめることができる
ローテーブルは基本的に収納が少ないため、あまり物を置くことができません。また食卓も兼ねている場合は、食事のたびに物をどかすことになるので面倒です。
デスクならティッシュや筆記用具、スマホなどの小物を置いても余裕でスペースが余りますし、ブックエンドを使って本を並べることも可能です。
デスクトップパソコンが置ける
パソコンデスクなら、大きめのデスクトップパソコンやモニターを置くことができます。
デスクトップパソコンを持っている人は、デスクの導入はかなりおすすめできますね。
デスクを使うデメリット
- 部屋のスペースが必要
- ローテーブルに比べると高価
- 椅子(チェア)を購入する必要がある
部屋のスペースが必要
デスクはローテーブルに比べて大きいものが多く、部屋のスペースをかなり圧迫します。
特にワンルームだと、冷蔵庫やベッドなども部屋に置く必要があるので、デスクを置くだけで部屋がパンパンになってしまったり、そもそもデスクを置くスペースが無かったりします。
ローテーブルに比べると高価
デスクはローテーブルに比べると、価格が高くなりがちなのもデメリットです。
ローテーブルは安いものだと2000~3000円程度で買うことができますが、デスクの場合は安いものでも5000円、高いものだと数万円以上します。
そのため、予算が少ない人はシンプルで安いデスクを選ぶなどの工夫をする必要があります。
椅子(チェア)も購入する必要がある
デスクを購入した場合、別途椅子も購入する必要があります。
デスク用の椅子は安くても数千円、ハイクオリティなオフィスチェアやゲーミングチェアを買う場合は1万円~数万円程度の費用がかかるので、デスクと合わせると結構な出費になります。
ただし、ローテーブルでも快適に使う場合は座椅子が必要ですし、高価な椅子だと疲れにくいという利点もあるので、一概にデメリットとは言えません。
デスクがおすすめな人
- 集中して読書や勉強をしたい人
- リモートワーク・在宅ワークをしている人
- デスクトップパソコンを持っている人
家で勉強をよくする人や、読書が趣味という人なら、デスクの導入はかなりおすすめです。
作業に取り掛かるときはデスク、だらだらする時はベッドやローテーブルというように気持ちを切り替えられるのでメリハリがつき、集中力もアップします。
また、近年増えてきたリモートワーク・在宅ワークをしている人や、大きめのデスクトップパソコンを持っている人にも、デスクはおすすめできますね。
デスクの選び方
- デスクの大きさ
- 収納の多さ
- 折りたたみ機能
- 昇降機能
デスクを買う場合は、価格以外に上記の点にも着目してみてください。
デスクの大きさ・サイズ
デスクを選ぶ際に重要になってくるのが、幅や奥行きといったデスクの大きさです。
小さすぎるとパソコンや書類、勉強道具を広げるのに不便ですし、大きすぎると部屋のスペースを圧迫してしまいます。自分の目的に合ったサイズのデスクを選びましょう。
- 勉強や読書をする場合:幅80cm×奥行40cm以上
- ノートパソコンを置く場合:幅80cm×奥行50cm以上
- デスクトップパソコンを置く場合:幅100cm×奥行60cm以上
- デュアルモニターを置く場合:幅120cm×奥行60cm以上
適正サイズは大体こんな感じです。基本的にPCを置く場合は、広めの机が必要になります。
収納の多さ
デスクによっては、学習机のように引き出しや収納ラックが付いています。
物が多くて整頓したいという人は、収納力があるデスクを選ぶのも良いでしょう。ただし、収納力があるデスクはサイズが大きかったり、設置・組立が大変といったデメリットもあります。
折りたたみ機能
種類は多くありませんが、折りたたんでコンパクトにできるデスクも販売されています。
部屋が狭い人、そこまで長時間の作業はしない人、使わないときは折りたたんで部屋を広く見せたい人などにおすすめの機能ですね。
昇降機能
近年注目されてきているのが、昇降機能のあるデスク(スタンディングデスク)です。
昇降機能とは高さを自由に変えられるデスクのことで、デスクを高くすることで立って作業をすることが可能になり、運動不足やストレスの解消に繋がるというメリットがあります。
もちろん普通に座って使う高さに調節することも可能なので、基本は立ち仕事で、リフレッシュしたくなったら座り仕事に変えるなどの活用もできます。
このように昇降機能のあるデスクはデスクワークの多い人に向いているのですが、価格が数万円程度と高くなりがちなのが難点です。
一人暮らしにおすすめのデスク5選
勉強や読書におすすめのコンパクトな折りたたみデスク
幅×奥行×高さ | 重量 | 耐荷重 |
---|---|---|
80cm×40cm×70cm | 7.6kg | 20kg |
山善のRPST8040Hは、勉強や読書をする人におすすめのコンパクトなデスクです。
使わない時は折りたためるのが魅力で、折りたたみ時の厚さはわずか6.5cm。狭い部屋でもバッチリ収納できますし、組立不要ですぐに設置できるのもありがたいですね。
仕事用におすすめのパソコンデスク
幅×奥行×高さ | 重量 | 耐荷重 |
---|---|---|
100cm×60cm×70cm | 12.8kg | 50kg |
サンワダイレクトのシンプルワークデスクは名前の通り、シンプルで使いやすいデスクです。
サイズやカラーバリエーションが豊富なので、部屋の広さや目的に合ったデスクを見つけることができます。パソコンを使う場合は、幅80cmか100cmのデスクがおすすめですね。
デュアルディスプレイに最適のワイドデスク
幅×奥行×高さ | 重量 | 耐荷重 |
---|---|---|
120cm×60cm×72cm | 10kg | 50kg |
パソコンモニターを2つ並べるデュアルディスプレイ環境なら、幅120cmのデスクがおすすめです。
iLooiLooのシンプルワークデスクはリーズナブルな価格ながらも、水や傷に強く、コスパに優れたデスクとなっています。
収納力の高いラック付きのデスク
幅×奥行×高さ | 重量 | 耐荷重 |
---|---|---|
110cm×40cm×48cm | 7.6kg | 20kg |
収納力を重視するなら、ニトリのパソコンデスク「ザッキー」がおすすめです。
ザッキーは4段のラックが付いており、書類や本、プリンターといった大きな物までしっかり収納できるので、仕事関連のアイテムをひとまとめに置いておくことが可能です。
大手企業のニトリが作っているだけあって、デスクの品質も良く安心感があります。
簡単に高さ調節ができる電動式スタンディングデスク
幅×奥行×高さ | 重量 | 耐荷重 |
---|---|---|
120cm×60cm×73~123cm | 32.65kg | 60kg |
座りっぱなしが気になる人におすすめなのが、FLEXISPOTの電動式スタンディングデスクです 。
机にあるボタンを押すだけで簡単に高さを調節できるので、30分立って仕事をしたら、1時間座るといった使い方も可能となっています。
「FLEXISPOT E9」は組立が簡単なので、一人暮らしの人にもおすすめできます。
まとめ
今回はデスクを買うことのメリット・デメリットや、おすすめの製品について紹介しました。
一口にデスクといっても様々なタイプがあり、必要かどうかはその人の生活スタイルによっても変わってきます。このページを参考にして、デスクを購入するか検討してみてはどうでしょうか。