スイッチを入れるだけでサクッとお湯を沸かすことができる「電気ケトル」は、コーヒーやカップ麺をよく作る人にとっては必需品とも言える調理家電です。
このページでは、電気ケトルの選び方のポイントや、一人暮らし用に使いやすい電気ケトルを厳選して紹介しているので、電気ケトルを買おうと思っている人はぜひ参考にしてください。
電気ケトルの選び方
素材
プラスチック製の特徴
- 価格が安いものが多い
- 軽くて持ち運びやすい
- 汚れがつきやすい
- プラスチック特有の臭いがすることがある
ステンレス製の特徴
- 汚れや傷がつきにくい
- 保温能力が高い
- 本体が熱くなりやすい
- 重くなりやすい
ガラス製の特徴
- 透明なので水の沸騰具合や残量がわかる
- おしゃれでデザイン性が高い
- 落とすと割れる可能性がある
- 重くなりやすい
電気ケトルの素材(材質)は主に「プラスチック」「ステンレス」「ガラス」の3種類があり、どの素材にもメリットデメリットがあります。自分好みの素材を選びましょう。
安全機能
電気ケトルは熱湯を使う家電なので、安全機能もチェックしておきたいところです。安全性が高い製品を選べば、やけどや火災のリスクが低くなります。
空焚き防止機能
空焚き防止機能は、水が少量もしくは入っていない時に自動で電源をオフにしてくれる機能です。
この機能があれば、「誤ってケトルに手が触れてしまい、電源がオンになった」というようなことが起きても加熱されないので、トラブルを事前に防いでくれます。
自動電源オフ機能
自動電源オフ機能は、ケトルのお湯が沸くと自動で電源がオフになる機能です。
加熱のしすぎによる故障や火災のリスクを軽減できます。
転倒湯漏れ防止機能
転倒湯漏れ防止機能(給湯ロック機能)は、電気ケトルのフタをロックしておくことで、本体が倒れてしまってもお湯がこぼれにくくなる機能です。
この機能が無いと本体が倒れた時に大量の熱湯がこぼれる危険性があるので、安全性を重視している場合は、転倒湯漏れ防止機能付きの電気ケトルを選ぶのが良いでしょう。
蒸気レス機能
蒸気レス機能は、お湯が沸騰してもケトルから蒸気があまり出なくなる機能です。
高温の蒸気が出ないので、電気ケトルの上部に手を近づけても火傷しにくいですし、蒸気による結露やカビのリスクが少なくなり、置き場所の選択肢が広がります。
保温機能・温度調節機能
コーヒー等を短期間で2杯以上飲みたい場合は、保温機能が付いた電気ケトルを選ぶのがおすすめです。いちいちお湯を沸かす必要が無いので、ノンストレスで温かい飲み物が頂けます。
また、温度調節機能付きの電気ケトルなら、飲み物に合わせた最適な温度のお湯を作ることができるので、味にこだわりたい人はこれらの機能もチェックしておきましょう。
デザイン
電気ケトルは基本的に出しっぱなしで、使用頻度も高くなりがちなので、部屋のインテリアに合わせたおしゃれなデザインのものを選ぶのもおすすめです。
最近では「カフェに置いてありそうな電気ケトル」「高級感のある電気ケトル」「スタイリッシュなガラス製の電気ケトル」など、様々なデザインの電気ケトルが発売されていますよ。
おすすめの電気ケトル5選
ティファールの定番電気ケトル
- 容量:0.8L
- 機能:空焚き防止、自動電源オフ、目盛り
ティファールの電気ケトル「パフォーマ」は、価格と性能のバランスが良く、「迷ったらこれ!」とおすすめできる電気ケトルです。
本体の内側に目盛りが付いているので必要な分だけお湯を沸かせますし、プラスチック製なので軽くて持ちやすいのもプラスポイントです。
「自動電源オフ機能」や「空焚き防止機能」など、いくつかの安全機能も付いています。
安さ重視のシンプルな電気ケトル
- 容量:1.0L
- 機能:空焚き防止、自動電源オフ、注ぎ口フィルター
ドリテックの電気ケトル「タルボ」は低価格ながらも十分な性能を持った電気ケトルです。
フタを取り外せるのでお手入れがしやすく、さらに注ぎ口にホコリ防止のフィルターが付いているので、衛生的にお湯を注ぐことができます。
給水口が広めになっていて、水を入れやすいのも地味に嬉しい点です。
保温機能や蒸気レス機能付きのハイスペック電気ケトル
- 容量:0.8L
- 便利機能:保温機能(1時間)、ハンドドリップモード、カルキ飛ばしコース
- 安全機能:本体二重構造、転倒湯もれ防止、蒸気レス、空焚き防止機能
象印の電気ケトル「CK-AX08」は、高機能さがウリのハイスペックな電気ケトルです。
フタをロックしておくことで倒れてもお湯がこぼれにくい「転倒湯もれ防止構造」はもちろん、本体が二重構造でできているので表面が熱くなりにくく、両手でしっかりとお湯を注げます。
また蒸気が外に出ない「蒸気レス機能」、お湯を1時間程度保温する「保温機能」、カルキ臭を除去する「カルキ飛ばしコース」など、便利な機能が多く搭載されています。
コーヒーに入れるお湯にこだわりたい人におすすめの電気ケトルですね。
ステンレス製で注ぎ口がおしゃれな電気ケトル
- 容量:1.0L
- 機能:空焚き防止、自動電源オフ
ドリテックのステンレス製電気ケトルは、まるでカフェに置いてあるようなおしゃれなデザインや、コーヒーを作るのに適した細口の注ぎ口が特徴の電気ケトルです。
デザインの良さはもちろんのこと、注ぎ口が細くなっていて水キレもいいので、コーヒーをドリップするのに最適な電気ケトルになっています。
空焚き防止機能付きで、デザイン性だけでなく安全面も考慮されています。
ガラス製のスタイリッシュな電気ケトル
- 容量:1.0L
- 機能:空焚き防止、自動電源オフ、漏れ防止フィルター、目盛り
Latunaのガラス製電気ケトルは、スタイリッシュなデザインが魅力の電気ケトルです。
本体が透明で湯量がひと目でわかるため、お湯を入れすぎたりするミスが少なくなります。また電源をオンにすると青く光るので、電源の入れ忘れも防止できます。
強化ガラスを使用していて、水垢やカルキが付きにくくなっているのも本製品の魅力でしょう。他にもワンタッチでフタが開くなど、使いやすさにもこだわられた電気ケトルです。
まとめ
今回は、一人暮らしにおすすめの電気ケトルについて紹介しました。
近年では様々なデザインや機能を持った電気ケトルが登場しているため、「どの電気ケトルを買えばいいのかわからない!」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
ぜひこのページを参考にして、自分の目的に合った電気ケトルを選んでみてください。