「一人暮らしに炊飯器って必要?」
「新しく炊飯器を買いたいけど、どれを買えばいいのかわからない」
この記事では、上記のような悩みを持っている人向けに、炊飯器の賢い選び方や、一人暮らしにおすすめの炊飯器について詳しく紹介しています。
また、一人暮らしに炊飯器が必要かどうかも解説しているので、これから炊飯器を買おうと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしに炊飯器はいらない?
炊飯器が無くてもご飯は食べられる
- 土鍋でご飯を炊く
- 炊飯マグでご飯を炊く
- パックご飯を食べる
炊飯器が無くても、代わりのものがあれば自宅でご飯を食べることができます。
炊飯器代わりになる定番アイテムとしては、「土鍋」が挙げられます。土鍋で米を炊けば、定食屋さんで出てくるようなふっくら美味しいご飯が食べられます。
また、「パックご飯(レトルトご飯)」という選択肢もあります。パックご飯ならレンジでチンするだけでご飯が出来上がるので、忙しい人にぴったりです。
手軽に美味しいご飯を食べたいなら炊飯器が必要
上記のように、炊飯器が無くてもご飯は頂けますが、「手軽に美味しいご飯を食べたい」のであれば、炊飯器を買うのがおすすめです。
土鍋でご飯を炊く場合、「米を長時間浸水させる」「火加減をチェックする」などの面倒な手順が必要になるというデメリットがあります。
パックご飯は簡単に作れますが、味のクオリティは炊飯器で作ったご飯に比べると劣りますし、1食ごとのコストも高くなってしまいます。
「簡単にご飯が炊ける」+「美味しいご飯が食べられる」のが、炊飯器の魅力です。
一人暮らしの炊飯器の選び方
炊飯器の加熱方式
炊飯器の加熱方式は大きく分けて「マイコン式」「IH式」「圧力IH式」の3種類があります。
どの方式にもメリット・デメリットがあるので、生活スタイルに合った炊飯器を選びましょう。
マイコン式:価格が安い
マイコン式は価格の安さが魅力で、安いものであれば4000~5000円前後で購入できます。とにかく安く炊飯器を買いたい人におすすめと言えます。
ただし、マイコン式炊飯器はヒーターで内釜の底部のみを加熱する仕組みなので、炊きムラが発生しやすく、IH式・圧力IH式に比べると米の味が落ちやすいです。
IH式:味と価格のバランスが良い
IH式の炊飯器は、電磁誘導加熱(IH)によって内釜全体を加熱します。
内釜全体を加熱できるので、ご飯の炊きムラが起こりにくいです。また、マイコン式よりも火力が高いため、より美味しいご飯を炊くことができます。
価格帯は1万~2万円前後のものが多く、マイコン式に比べると高価なのがデメリットですが、圧力IH式よりは安価なため、比較的バランスの良い炊飯器となっています。
圧力IH式:最上級に美味しいご飯が炊ける
圧力IH式は電磁誘導加熱に加え、米に圧力をかけて炊飯する方式です。
IH式よりもさらに高火力になり、米の芯まで熱を通すことができます。ふっくらもちもちのご飯が食べたい人は圧力IH式を購入するのがおすすめです。
ただし、価格がかなり高いのが難点で、価格帯は2万~7万円前後となっています。
炊飯器のサイズ
- 1~1.5合炊き:コンパクトな炊飯器が欲しい人におすすめ
- 3合炊き:バランスが良く、どんな人にもおすすめ
- 5合炊き:1週間分をまとめて炊飯したい人におすすめ
炊飯器のサイズ(何合炊きか)も重要になってきます。
一人暮らしにおすすめできるのは、3合炊きの炊飯器ですね。最大でお茶碗6~7杯分のご飯が炊けるので、冷凍保存もできますし、普段は1合だけ炊いて食べきるという使い方もできます。
キッチンが狭くて置き場所が少ない人や、たまにしか自炊しないという人は、サイズ感がコンパクトな1~1.5合の炊飯器を選ぶのが良いでしょう。
便利機能
- 銘柄炊き分け機能:「あきたこまち」などの銘柄に応じたコースで炊き上げる
- 調理機能:煮込み料理やパンなどが炊飯器で作れる
- 保温機能:機種によっては長時間美味しく保温できるものも
便利機能を搭載している炊飯器もあるので、そちらをチェックするのも良いでしょう。
例えば、「銘柄炊き分け機能」は米の品種によって火力や時間を調整してくれるので、品種に合わせて美味しく炊き上げてくれます。
また、煮込み料理やパン・ケーキ等を作れる炊飯器もあります。料理をよくする人は、調理機能が搭載されている炊飯器を選ぶのもありですね。
デザイン
インテリアに合ったデザインの炊飯器を選ぶというのも、選択肢の一つです。
黒や白を基調としたモノトーンの炊飯器を選べば、どんな部屋にも合わせやすいです。
バルミューダなどのスタイリッシュな炊飯器を選ぶのもおすすめですね。
一人暮らしにおすすめの炊飯器4選
コスパ抜群のIH式炊飯器
- IH式の炊飯器の中でもトップクラスに安い
- 銘柄炊き分け・お好み炊きで自分好みの食感が楽しめる
- ヘルシーメニュー機能で糖質をカットできる
「アイリスオーヤマ RC-IK30」はコスパ抜群のIH式炊飯器です。IH式炊飯器にしては値段がかなり安価で、美味しいご飯をリーズナブルに頂けます。
また、「銘柄炊き分け」「おこのみ炊き」といった機能を搭載していて、様々な銘柄の米を自分好みの食感に炊き上げることができます。
価格と性能のバランスが良く、どんな人にもおすすめできる炊飯器と言えるでしょう。
安さを重視する人におすすめのマイコン式炊飯器
- 約7000円と安く買える炊飯器
- 最大24時間まで設定できる予約機能を搭載
- 調理機能でパン・低温調理・煮込み料理を作れる
「山善 YJR-M05」は価格の安さが魅力のマイコン式炊飯器です。実売価格が約7000円とかなり安いので、費用を抑えたい人にぴったりの炊飯器です。
ただ安いだけでなく、10分単位で最大24時間まで設定できる予約機能や、パン・低温調理・煮込み料理が簡単に作れる調理機能など、便利機能も充実しています。
生活費の予算が少ない人や、炊飯器入門用としておすすめです。
美味しいご飯を食べたい人におすすめの圧力IH式炊飯器
- 高温&圧力で炊飯して米の芯まで熱を通せる
- 「うるつや保温」で30時間美味しく保温できる
- 炊き分け機能・熟成炊き・クリーニング機能を搭載
「象印 NP-RM05」はとにかく美味しいご飯を食べたい人におすすめの、圧力IH式炊飯器です。
IH式の高火力炊飯に加え、米に圧力をかけるので、米の芯までしっかりと熱を通すことができます。それにより、ふっくらもっちりとしたご飯が炊きあがります。
また、センサーで温度をコントロールする「うるつや保温」で最大30時間美味しく保温できます。時間がたってもご飯がパサパサにならないので、朝炊いたご飯が夜でも美味しく食べられます。
価格は2万円代とやや高めですが、ご飯の味にこだわりたい人におすすめです。
コンパクトでかわいいデザインの1.5合炊き炊飯器
- 狭いキッチンにも置けるコンパクトサイズの炊飯器
- 早炊き機能で短時間でご飯が炊ける
- パーツが少ないのでお手入れも簡単
「アイリスオーヤマ RC-MF15」は幅16.2cm×奥行19.3cmのコンパクトな炊飯器で、一人暮らしの狭いキッチンにもすっきり収まります。
見た目はシンプルで可愛らしいデザインですが、「保温機能・予約機能・早炊き機能」など意外と多機能で、様々なシーンで活躍してくれます。
約5000円と価格もリーズナブルなので、一人暮らし初心者にもおすすめですね。
まとめ
今回は、一人暮らしの炊飯器の選び方や、おすすめの炊飯器について紹介しました。
炊飯器は加熱方式やサイズなどによって様々なラインナップがあるので、予算や生活スタイルに合ったものを選ぶのが大切です。
皆さんもこのページを参考にして、自分好みの炊飯器を見つけてみてください。