「一人暮らしを始めたばかりで、どのように掃除すればいいかわからない」
「掃除グッズはどれを買えばいいの?」
このページでは、上記のような悩みを持っている人のために、一人暮らし向けの掃除方法や、効率良く掃除ができるおすすめのグッズについて詳しく紹介しています。
リビング・部屋の掃除方法
- 床やテーブルの上にある物を片付ける
- 窓を開けて換気しつつ、家具・家電・小物のホコリを取る
- 床をクイックルワイパーや掃除機で掃除する
- 床やベッドをコロコロで掃除する
床やテーブルにあるものを片付ける
スムーズに部屋を掃除するために、まず床やテーブルの上にある小物類を片付けておきましょう。
このときに物が多いと、片付けが億劫になってしまい、掃除自体をやらなくなる可能性ががあります。
そうならないためにも、収納ボックスやクローゼットなどを駆使して、日頃から物を整理しておく習慣をつけるといいでしょう。
床やテーブルがすっきりしていると、いつでもササッと掃除に取り掛かることができますよ。
換気しつつ、家具・家電・小物のホコリを取る
物をある程度片付けたら、窓を開けて換気しつつ、家具・家電・小物のホコリを取っていきます。
テレビ等の家電は静電気でホコリがつきやすいので、念入りに掃除しましょう。またテーブルやカラーボックスの上にもホコリが溜まることが多いです。
ホコリを取るには「クイックルワイパー ハンディ」がおすすめです。クイックルワイパーハンディは細かい隙間も掃除しやすいですし、繊維のおかげでホコリが舞いにくくなっています。
床を掃除する
次は床掃除をしましょう。床の掃除はクイックルワイパーか掃除機を使って行います。
床がフローリングの場合はクイックルワイパーだけでも十分汚れが取れますが、カーペットを敷いていたり、部屋が広い場合は掃除機を使いましょう。
クイックルワイパーはドライシートとウェットシートを併せて使うのが効果的です。同時に使う場合は「ドライシート→ウェットシート」の順番で拭いていきましょう。
残った髪の毛やゴミをコロコロ(粘着クリーナー)で取る
仕上げに、床掃除で取り切れなかった髪の毛やゴミをコロコロで取っていきます。
またこのタイミングでベッドの髪の毛もコロコロで取っておくといいでしょう。
リビングのおすすめ掃除グッズ
・クイックルワイパー ハンディ
・クイックルワイパー
・粘着クリーナー
キッチンの掃除方法
- 冷蔵庫・レンジ・コンロ周りをウェットシートで拭く
- シンクを食器用の中性洗剤を使って洗う
- 排水口ネットを交換する
- シンクを乾拭きする
冷蔵庫・電子レンジ・コンロ周りをシートで拭く
冷蔵庫・レンジ・コンロ周りは油や食材の汚れがつきやすい箇所です。キッチン用のウェットシートなどを使って汚れを拭き取りましょう。
冷蔵庫やレンジは中身だけでなく、外側や側面にもホコリや汚れがついているので、しっかりと全体を拭くようにしましょう。
洗剤でシンクの掃除をする
シンクの汚れは食器用洗剤で落とせるので、食器用の中性洗剤をスポンジにつけて洗いましょう。
生ゴミをシンクに放置しておくと、ヌメリや悪臭が発生してしまうので、料理の際に出た生ゴミは即座に捨てるのがベストです。
また生ゴミが無い場合でも、水に含まれるミネラルによって、白っぽい水垢が付くこともあります。
ヌメリや水垢を長く放置すると、なかなか落とせない頑固な汚れになってしまうため、定期的にシンクを掃除して綺麗な状態に保っておくことが重要です。
排水口ネットを取り付ける・交換する
シンクの排水口にネットを取り付ければ、野菜の切れ端や食べ残しなどをキャッチしてくれるようになり、排水口のメンテナンスが非常に楽になります。
排水口ネットは基本使い捨てなので、定期的に新しいものに交換しましょう。使っていたネットはそのままゴミ箱に捨てるだけでOKですよ。
シンクを乾拭きして水滴を拭き取る
キッチン周りの掃除がだいたい終わったら、最後に台ふきんで乾拭きをしましょう。
水滴を放置すると水垢になってしまうことがあるので、ササッと拭いて綺麗にしておきます。
キッチンのおすすめ掃除グッズ
・キッチンスポンジ、台ふきん
・キッチン用のウェットシート
・食器用洗剤
・排水口ネット(形に注意)
お風呂の掃除方法
- 浴室の壁・床・浴槽をスポンジと洗剤で掃除する
- 排水口の髪の毛を取り除く(排水口ネットを付ける)
- 50度以上のお湯で浴室全体を洗い流す
浴槽・壁・床をスポンジと洗剤で掃除
まず浴槽・壁・床にシャワーでお湯をかけたら、全体にお風呂用の中性洗剤を吹きかけて、スポンジでこすっていきます。
スポンジと洗剤だけで落ちない汚れは、使用済みの歯ブラシでこすると落ちることがあります。
全体的に掃除が終わったら、最後にシャワーで洗剤を洗い流しましょう。
毎日湯船に浸かっている場合は、毎日の入浴後に浴槽を軽く掃除しておくと、汚れがつきにくくなり、掃除が楽になります。
排水口の髪の毛を取る
お風呂の排水口は髪の毛がたまりやすく、放置しておくと水の流れが悪くなったりするので、定期的に髪の毛を取り除く必要があります。
ビニール袋やゴム手袋を手に装着し、排水口に溜まった髪の毛を取り除きましょう。
この際、排水口ネットを取り付けるのもおすすめです。
排水口ネットがあれば、ネットを取り外すだけでまとめて髪の毛を捨てることができますよ。
高温のお湯で浴室全体を洗い流す
お風呂の掃除があらかた終わったら、最後に50度以上のお湯で浴室全体を洗い流しましょう。
カビは高温に弱いため、熱めのお湯をかけることでカビ対策になります。
またカビ対策には換気扇を常時つけて、お風呂の湿気を逃がすことも有効です。
お風呂のおすすめ掃除グッズ
・スポンジ
・お風呂用の洗剤
・排水口ネット
トイレの掃除方法
- トイレ・便座・トイレタンクをトイレクリーナーで拭く
- 便器の中をトイレブラシで掃除する
- トイレの床と壁を掃除する
トイレや便座をトイレクリーナーで拭く
トイレ用の掃除シートで念入りに拭いておきましょう。
掃除する箇所は「トイレ本体、フタ、便座、トイレタンク、レバー、トイレットペーパーホルダー」などです。トイレのフタや便座は裏側もしっかりと掃除しましょう。
トイレクリーナーはそのままトイレに流せるものを使えばラクに処理できるのでおすすめです。
便器の中をトイレブラシで掃除する
便器の中はトイレブラシを使って汚れを落としていきます。
特に便器のフチの裏側は汚れがたまりやすく、黒ずみになりやすいのでしっかりとブラシでこすってください。また水が溜まっている部分も汚れやすいのでよく掃除しましょう。
トイレブラシは「流せるトイレブラシ」を使うのがおすすめです。先端が使い捨てになっているブラシなので、トイレに汚れたブラシを置いておく必要がなくなります。
トイレの床と壁を掃除
最後にトイレの床をトイレクリーナーや濡れ雑巾を使って掃除します。
ホコリが溜まりやすいトイレ本体の裏側あたりも、忘れずに掃除しておきましょう。
また、トイレの壁には尿などの汚れが付着しているため、壁も定期的に拭くといいでしょう。
トイレのおすすめ掃除グッズ
・トイレクリーナー
・流せるトイレブラシ
洗面台の掃除方法
- 洗面台にある小物を片付けておく
- 絞った雑巾やクリーナーシートを使って洗面台を拭く
- シンクは中性洗剤を付けたスポンジでこする
独立洗面台がある場合は、洗面台もきちんと掃除しておきましょう。
掃除をする前に、スキンケア用品や歯ブラシなど洗面台にある物をどかしておきます。
物がなくなったら、濡れ雑巾かクリーナーを使って洗面台全体を拭いていきます。棚や蛇口も忘れずに拭き、ホコリを取っていきましょう。
シンクに汚れがこびり付いている場合は、お風呂用の中性洗剤をスプレーし、スポンジでこすると汚れがよく落ちます。
1ヶ月に1回行う掃除リスト
玄関・ベランダの掃き掃除
玄関やベランダは外からのゴミが入りやすく、気がつくと砂利や落ち葉などの細かいゴミが溜まっていることが多いです。
一人暮らし用の物件ならスペースはそこまで広くないことが多いので、小さめのほうきとチリトリを使って掃き掃除するのがいいでしょう。
キッチン・洗面台・浴室の排水口の掃除
水回りにある排水口は、放置しすぎるとヌメリや悪臭が発生するため、定期的に「カビキラー」「キッチンハイター」などの塩素系漂白剤を使って掃除しましょう。
やり方は簡単で、排水口や排水溝周りの部品に漂白剤をかけて、3~5分ほど放置します。そして時間がたったら、水で綺麗に洗い流せばOKです。
おすすめの掃除グッズ
・ほうき、ちりとり
・塩素系漂白剤
1シーズンに1回行う掃除リスト
エアコンの掃除
エアコンのクリーニングは業者に依頼するのが一番確実ですが、ある程度の範囲までなら自分で掃除することができます。
まずはエアコンのフィルターを取り外し、掃除機でフィルターのホコリを吸います。
掃除機がない場合や汚れがひどい場合は、お風呂に行ってフィルターにぬるま湯をつけつつ、使用済みの歯ブラシなどで汚れを落としていきましょう。
エアコンの詳しい掃除方法は使っている機種によっても違ってくるので、掃除する際は取扱説明書をよく確認するのが良いでしょう。
まとめ
今回は一人暮らしにおける掃除のやり方や、便利な掃除グッズについて紹介しました。
掃除をサボっているとどんどん汚れが溜まっていき、せっかくのお部屋が台無しになってしまいます。
そうならないためにも1週間に1回は掃除をし、部屋を綺麗に保つようにしましょう。