寒い冬になると役立つのがエアコンの暖房ですが、電気代がかさんでしまうのが難点ですよね。
特に一人暮らしを始めたばかりの学生や社会人などは、「暖房をあまり使わずに、電気代を節約したい」と思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、暖房なしでできるアパート・マンションの寒さ対策についていくつか紹介していきます。なるべく簡単な方法をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしの寒さ対策8選
ブランケット・毛布
自宅で簡単にできる寒さ対策としては、ブランケット(毛布)を使うことが挙げられます。
11月~12月くらいのそこまで寒くない時期なら、ブランケットをひざ掛けとして使用したり、毛布に包まるだけで乗り越えられたりします。
ブランケットは長く使うものなので、洗濯機で洗えるものを選ぶのがおすすめですね。
近年では、まるで衣服のように毛布を着ることができる「着る毛布」という商品も販売されているので、こちらを購入するのもいいと思います。
電気毛布
電気毛布は、電力によって毛布を加熱することができる暖房器具です。
取り付けられているコントローラーで温度調節ができるので、時期によって暖かさを変えられますし、普通の毛布と併用することで真冬でも活躍する暖房グッズになります。
なかでもSugiyamaの電気敷き毛布「NA-023S」はコストパフォーマンスに優れた製品で、敷き毛布としてはもちろん、掛けて使うことも可能な便利な電気毛布となっています。
ルームシューズ・ハンドウォーマー
寒い時期になると、手先や足元が冷たくなってくることも多いと思います。
そんなときに活躍するのが、「ルームシューズ(スリッパ)」と「ハンドウォーマー(手袋)」。手足をしっかりと保護してくれるので、手先や足先の冷えを軽減してくれます。
暖かさを重視するなら、ルームシューズはモコモコのものを選ぶのがおすすめです。また、ハンドウォーマーは指が出ているものを選べば、スマホやパソコンで作業することも可能です。
湯たんぽ
素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
金属製 |
すぐ温かくなる |
付属の袋に入れないと熱い |
プラスチック製 |
軽くて扱いやすい |
保温性が低い |
陶器製 |
保温性が高い |
価格が高い |
充電式 |
お湯を使わずに温められる |
保温性が低い |
湯たんぽは容器の中にお湯を入れて温める、古くから使われている暖房グッズです。
湯たんぽの素材は金属製・プラスチック製・陶器製などがあります。どの素材も一長一短があるので、用途に合った素材の湯たんぽを選ぶようにしましょう。
また、近年ではお湯を使わずに電気で加熱する「充電式の湯たんぽ」も登場しています。いちいちお湯を沸かす必要が無いので、使い勝手に優れています。
窓を隙間テープで塞ぐ
窓ガラスの隙間を「隙間テープ」で塞ぐことで、窓から入ってくるすきま風を軽減できます。
隙間テープは数百円と安価で購入することができるので、部屋に冷気が入ってきて寒いという方は、隙間テープを貼ってみるのも良いでしょう。
ちなみに隙間テープは防寒だけでなく、防音や虫対策にも一定の効果がありますよ。
窓にプチプチを貼る
荷物を送るときに使う緩衝材として有名な「プチプチ」ですが、窓全体に貼ることで、断熱シートとしての役割を果たしてくれることをご存知でしょうか。
貼り方は簡単で、窓をぞうきんで綺麗に拭いたあとに、窓に合わせてカットしたプチプチを両面テープ等で窓に貼っていくだけです。貼り付ける際は、プチプチの膨らんでいる面を窓側に向けるようにすれば、さらに断熱効果がアップします。
一般的なプチプチを窓に貼るだけでも効果がありますが、窓ガラスの断熱専用のプチプチも販売されているので、より効果を高めたいならそちらを購入するのがおすすめです。
断熱・防寒カーテン
薄手のカーテンを使用しているのなら、断熱性の高いカーテンに変えてみるのも良いでしょう。
断熱性の高いカーテンは生地がしっかりとしていて、外からの冷気をシャットアウトしてくれます。
また厚手のカーテンは、遮光や防音にも優れていることが多いので、騒音を軽減させたい人や、部屋を真っ暗にして寝たい人などにもおすすめできます。
カーペット・ラグ
カーペット・ラグを敷くことで、フローリングの床の冷たさから解放されます。
カーペット・ラグは部屋のインテリアとしても重要なので、部屋の配色やテーマに合わせたものか、シンプルで部屋を選ばない無地のものを選ぶのがおすすめですね。
抗菌・防臭仕様の製品を選べば安心して使用できますし、洗濯機で洗えるものならお手入れもラクチンなので、選ぶ際はそれらの仕様もチェックしておきましょう。
どうしても寒いときは暖房を使うのがおすすめ
今回は、アパートやマンションでも使える、暖房なしの寒さ対策について紹介しました。
ただし、寒くて耐えられない場合は、素直にエアコンの暖房を使うことを検討しましょう。
寒い中、無理をして風邪を引いてしまったら大変ですし、余計に治療費がかかってしまい本末転倒になりかねません。
寒さ対策は体調に気をつけつつ、無理のない範囲で行っていきましょう。