一人暮らしの掃除の中でも意外と忘れがちなのが、「洗濯機の掃除」です。
洗濯機は使っていくうちに糸くずや水垢が付着します。さらにそれを放置し続けるとカビが発生し、大切な衣類に汚れが付いてしまうこともあります。
そこで今回は、洗濯機や洗濯槽の掃除頻度のおすすめや、洗濯機の掃除方法について紹介します。洗濯機の掃除のやり方を詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてください。
一人暮らしの洗濯機の掃除頻度は?
糸くずフィルターは毎回ゴミを取る
糸くずフィルターは汚れが溜まりやすいので、洗濯後に毎回糸くずを取るようにしましょう。
糸くずフィルターに汚れが溜まると、見た目的に不潔なのはもちろん、十分に汚れを取りきれなくなったり、洗濯物に糸くずが付着することもあります。
洗濯機の汚れは1ヶ月に1回掃除する
洗濯機本体や中側、洗剤ポケットの汚れなどは、1~2ヶ月に1回程度掃除しましょう。
また洗濯物の下にある防水パンも、月イチくらいのペースで掃除するのがおすすめです。防水パンは掃除しにくいですが、モップや雑巾などを使うことで綺麗に拭くことができます。
洗濯槽は2~3ヶ月に1回掃除する
洗濯槽の掃除は2~3ヶ月に1回くらいの頻度でやるのが良いでしょう。
洗濯槽の汚れを放置しておくと黒カビが発生し、衣服に黒カビ(びらびらした茶色っぽいカスのようなもの)が付着してしまいます。
そうならないためにも、定期的に洗濯槽クリーナーを使って洗浄しておきましょう。
糸くずフィルターの掃除のやり方
毎回の洗濯後に糸くずを取る
糸くずフィルターは衣服の糸くずをキャッチしているパーツなので、汚れが溜まりやすいです。
洗濯後に糸くずが溜まっていたら、さっと取り出してゴミ箱に捨てましょう。
1ヶ月に1回は糸くずフィルター本体を掃除する
- 古い歯ブラシなどでフィルターに付いたゴミを取る
- 糸くずフィルターを水洗いする
- 汚れがひどい時は、ワイドハイターなどの漂白剤に30分ほど浸し、水洗いする
糸くずを毎回取っていたとしても、徐々に糸くずフィルター本体に汚れが溜まっていきます。
1ヶ月に1回程度は、糸くずフィルター本体の掃除もしておきましょう。汚れがひどい時は、ワイドハイターのような漂白剤でつけ置き洗いするといいですよ。
洗濯機本体の掃除のやり方
必要な道具
- ブラシ(古い歯ブラシでOK)
- 雑巾
- ハンディモップ
- お風呂ネット or 水切りネット(洗濯槽の掃除で使用)
洗濯機本体の掃除には、上記の道具を用意しておくと便利です。
洗剤ポケット・柔軟剤ポケットの掃除
洗剤や柔軟剤を投入するポケットには、洗剤の溶け残りが溜まっています。
これらのポケットが取り外せる場合は取り外し、ぬるま湯につけながら歯ブラシでゴシゴシこすって汚れを落としていきましょう。
洗濯機の外側やふちの掃除
洗濯機本体の外側やフチは、髪の毛やホコリが付着しやすい場所です。
洗濯機本体は、雑巾やタオルを使って全体的に拭き取りましょう。ホコリがごっそり取れますよ。
洗濯機の下(防水パン)の掃除
洗濯機の下にある防水パンは、隙間が狭いので掃除しにくいです。洗濯機を動かせば掃除しやすくなりますが、一人で洗濯機を動かすのはかなりの労力ですよね。
簡単に掃除したいなら、ハンディモップを差し込んで、上下左右に動かして汚れを取りましょう。棒状のハンディモップなら、奥にある汚れもかき出すことが可能です。
洗濯槽の掃除のやり方
洗濯機の中で一番掃除が大変なのが洗濯槽です。洗濯機を使っていくうちに、洗濯槽の裏側に黒カビが付着し、その黒カビが衣類に付着することもあります。
洗濯槽は通常の掃除グッズでは掃除できないので、洗濯槽クリーナーを使って洗浄していきます。洗濯槽クリーナーの詳しい使い方については次項で説明します。
洗濯槽クリーナーの使い方
- 糸くずフィルターや洗剤ポケットなどの汚れを取っておく
- 洗濯機に40度くらいのお湯を高水位まで入れる
- 洗濯槽クリーナーを投入する
- 洗濯機の電源を入れ、3分ほど運転させて薬剤を溶かす
- 洗濯機の電源を切り、3~4時間ほど放置する
- 汚れが浮いてくるので、お風呂ネットや水切りネットで取り除く
- 洗濯機の電源を入れ、高水位のまま標準コースで1回運転する
- 汚れがほとんど出なくなるまで手順7を繰り返す
洗濯槽の掃除には、シャボン玉の洗濯槽クリーナーを使うのがおすすめです。
ドラム式洗濯機を使っている場合は、こちらのクリーナーがおすすめです。
まとめ
今回は、意外と忘れがちな洗濯機の掃除のやり方について紹介しました。
中でも洗濯槽の掃除は手間がかかるので、ついつい後回しにしてしまう人も多いと思います。
この機会に家の洗濯機を綺麗に掃除して、すっきりしてみてはどうでしょうか。