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引っ越し部屋探し

【内見完全マニュアル】絶対見ておくべきチェックポイント33選

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部屋の内見(見学)は部屋探しでもかなり重要な行程なのですが、実際にどのようにチェックすれば良いのか、よくわからないという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、内見に必要な持ち物から内見時に絶対見ておくべきポイントまで、内見に関する全てのことについてわかりやすく解説していきます。

自分好みの理想の部屋を見つけたいと思っている人は、必見です!

 

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内見のコツ

  • 実際に見ないとわからない部分を優先的にチェックする

内見の一番のメリットは「実際に部屋を見学できること」です。

そのため、間取り図やホームページで確認できる情報は後回しにしても問題ありません。

部屋を際に見てみないとわからない部分」を優先的にチェックしていきましょう。

 

内見をするときの流れ

  1. 不動産会社に電話やメールで来店の予約をしておく
  2. 不動産会社に行き、物件の候補を数件ほど決める
  3. 担当者と現地に向かう
  4. 物件を内見する
  5. 住みたい部屋が見つかったら、入居申込をする

内見するときの流れは上記のようになっています。

アポ無しでいきなり不動産に行っても、基本的には対応してくれます。しかし、スムーズに内見を行うためにも、来店する2~3日前くらいまでに予約しておくのがおすすめですね。

ちなみに、「内見後は必ず入居申込をしなくてはならない」ということはありません。内見したけど思ったより微妙だった、という場合は遠慮なく断りましょう。

 

内見におすすめの時間帯・曜日

  • 自分が部屋にいることが多い時間帯・曜日に内見するのがおすすめ

内見するなら、自分が在宅していることが多い時間帯・曜日に行くのがおすすめです。

自分がいつも出かけている時間帯が静かでも、家にいる時間帯が騒がしかったら、せっかく内見した意味が薄れてしまいます。

例えば、平日仕事をしているサラリーマンであれば平日の夕方以降や土日、逆に土日働いている人なら平日、夜勤の人なら昼の時間帯に内見するのが良いということですね。

ただし、不動産会社の営業時間的に、夜に内見をするのはなかなか難しいのが現状です。

夜に物件を見たい場合は、夜に個人的に物件周辺に行き、下見をしましょう。室内を見ることはできませんが、外の騒音や人通り、街灯の多さなどを確認することができますよ。

 

内見する前にやっておくべきこと

間取りや物件情報を確認しておく

すでに内見したい物件が決まっている場合は、事前に部屋探しサイトなどで物件の間取りや詳細な情報をきちんと確認しておきましょう。

あらかじめ物件の情報がわかっていればスムーズに内見が行えますし、どのような設備が導入されているかどうかもわかるので、内見時にかかる時間を減らすことができます。

 

地図アプリで周辺環境を見ておく

グーグルマップなどの地図アプリで、周辺の環境を確かめておくのもおすすめです。

近くにスーパーやコンビニがあるか」「パチンコ屋、大衆居酒屋などの騒音が出そうな施設があるか」といったことは地図アプリで確認することができます。

内見当日は基本的に忙しいので、周辺環境まで見る余裕がなかったりしますが、地図アプリがあれば納得行くまでチェックできますよ。

 

持っている大型家具・家電のサイズを測っておく

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • ベッド
  • ソファ
  • デスク

新居用の冷蔵庫やベッドなどをすでに持っている場合は、サイズを測ってメモっておきましょう。

そして、内見時に「物件の入り口、階段、廊下、ドアの横幅」を測っておけば、持っている家具・家電を新居に運びこめるかどうかがわかります。

 

内見時に必要な持ち物

  • スマートフォン
  • メジャー(3m以上あるもの
  • 認印(シャチハタでないもの
  • 身分証明書
  • 筆記用具

内見に行くときは財布などの基本的な持ち物に加え、上記の物を持っていきましょう。

特にスマホはカメラやライト、地図アプリなど内見時に役立つツールがたくさん入っているので、内見時の必需品と言えます。うっかり忘れないようにしてください。

メジャーは部屋の寸法を測ったり、大型家具が部屋に置けるかどうか調べるのに使います。不動産会社が用意してくれるところもありますが、念のため自分で用意しておくのが安心です。

また、認印と身分証明書は入居申込をする場合に必要になります。入居は早い者勝ちなので、スピーディーに申し込むためにも持っておいた方が良いでしょう。

他にもスリッパ間取り図があれば便利ですが、これらは基本的に不動産会社が用意してくれます。

 

内見のチェックポイントまとめ

周辺環境のチェックポイント

最寄り駅までの距離

最寄り駅まで徒歩何分かはホームページや図面に書いてありますが、「踏切がある」「待ち時間の長い信号がある」などの理由により、記載時間よりも余計に時間がかかることが多いです。

そのため、実際に歩いてみてどれくらい時間がかかるか計測しておくのが良いでしょう。

 

近くにスーパー・コンビニがあるか

余裕があれば、徒歩圏内にスーパーやコンビニがあるか確認しておきましょう。

コンビニは駅周辺などに何件かあることが多いですが、スーパーは意外となかったりします。

スーパーが遠いと買い物が不便になるので、徒歩圏内に1つはあると嬉しいですね。

 

1階や隣家に飲食店がないか

物件の1階や隣に飲食店があると、餌に誘われてゴキブリなどの害虫が出やすくなります。なので虫嫌いの人はなるべく避けたほうがベターです。

気軽に飲食店に行けるというメリットもありますが、料理の臭いが窓から入ってくることもあります。

 

近隣の家の雰囲気が悪くないか

近所にいわゆる「ゴミ屋敷」があった場合は、その物件はやめておいたほうが良いでしょう。ゴミの臭いがするのはもちろん、住人とのトラブルが懸念されます。

ゴミ屋敷でなくても、雑草だらけの家や、ボロボロの家がある場合も注意が必要です。

 

面している道路の交通量

物件近くの道路の交通量が多いと、騒音や排気ガスによる健康リスクがあります。

車の排気ガスが洗濯物に付着することもあり、ベランダで洗濯物を干すときにかなりのストレスになります。

また近くに交差点がある場合、停車時のエンジン音に悩まされることもあります。

 

建物のチェックポイント

ゴミステーションの散らかり具合

ゴミステーション(ゴミ捨て場)の位置や散らかり具合は意外と重要なポイントです。

ゴミステーションが散らかっている場合、ゴミ捨てのマナーの悪い住人がいるということになります。

またアパートやマンションではレアケースですが、ゴミステーションが遠くにある場合もあるので、念のため位置を確認しておきましょう。

 

掲示板の張り紙

物件の共有部分にある掲示板」も忘れずにチェックしておきましょう。

掲示板に「騒音に注意」などの張り紙がある場合、騒音トラブルがあったことが考えられます

 

郵便受け

セキュリティ面を重視している人は、郵便受けもチェックしておくべきですね。

手が入るほど郵便受けの投函口が広かったり、そもそも鍵が無い郵便受けもたまにあります。このような郵便受けは盗難のリスクがあるため要注意です。

 

駐輪場

新居で自転車に乗る予定のある人は、「駐輪場に屋根があるか、狭すぎないか、きちんと整理整頓されているか」などを確認しておきましょう。

そもそも駐輪場が無い物件もあり、その場合は近くの駐輪場を探す必要があります。

 

宅配ボックス

不在時でも荷物を預かってくれる宅配ボックスは、必須ではありませんが便利な設備です。

ホームページに書いてないことも多いので、内見時に有無を確認しておきましょう。

 

ドアとドアの間隔

自分の部屋のドアと隣人の部屋のドアの間隔」も見ておくと良いでしょう。

ドア同士の間隔が近すぎる場合、壁が薄かったり、防音性が低いかもしれません。

 

室内のチェックポイント

日当たり

  • 南向き:午前中から午後まで日当たりが良い
  • 東向き:午前中の日当たりが良い
  • 西向き:午後の日当たりが良い
  • 北向き:基本的に日当たりが悪い

方位磁石やコンパスアプリなどを使って、物件の方角(ベランダの方向)を調べておきましょう。

長時間日当たりの良い南向き物件が人気ですが、家賃が高いなどのデメリットもあります。家賃を安く抑えたい人は、南向き以外の物件を検討するのも良いと思います。

 

臭いがしないか

部屋に入ったら、変な臭いがしないか確認しておきましょう。

カビやタバコの臭いがする場合、壁に臭いが染み付いてしまっている可能性があります。

また、部屋から下水の臭いがすることもありますが、これは空き部屋のときに水道管から臭いが上がってきたことが主な原因です。そのため、大抵は住み始めると臭わなくなります

 

スマホの電波が入るか

スマートフォンの電波がきちんと入るかどうかも確認しておきましょう。

特にWiFiを契約しない場合、スマホの電波が弱いとかなりストレスが溜まりますよ。

 

ブレーカーのアンペア数

ブレーカーに記載されているアンペア数(A)も確認しておくと良いでしょう。

一人暮らしの場合、「30A」あればブレーカーが落ちることはほぼありません。逆に言うと、30A未満の場合は家電の使用状況によってはブレーカーが落ちることがあります。

アンペア数は変更することもできますが、電力会社に手続きする必要がありますし、場合によっては工事しなければならないため、後々面倒なことになったりします。

ブレーカーは玄関やキッチン、洗面台の上部などに設置されていることが多いです。

 

ドア・窓・網戸の建て付け

物件によっては、ドアや窓、網戸の建て付けが悪いことがあります。

戸の開け閉めに手間がかかるのは地味にストレスなので、忘れずにチェックしておきましょう。明らかに建て付けが悪い場合、管理会社に言えば直してくれることもあります。

 

壁の薄さ

壁の薄さを正確に測るのは難しいですが、内見時にチェックする方法がいくつかあります。

一つ目は壁をノックして確認する方法で、ノックした時に壁が「コンコン」と響くように聞こえた場合は、「石膏ボード」という薄い壁であることが多いです。

二つ目は壁に直接耳を当てて音を聞く方法で、耳を当てた時に隣から生活音や話し声が聞こえたら、その壁の遮音性は低いということになります。

そもそも普通に隣の生活音が聞こえてくるという場合、多少の騒音は覚悟しなければならないでしょう。

 

部屋がカビていないか

一部にカビが生えている部屋は、湿気が溜まりやすくカビやすい部屋ということになります。

特にカビやすい箇所は「押し入れの中、浴室、窓の近くの壁」などです。このあたりが綺麗な物件はカビにくいですし、よく管理が行き届いている物件とも言えます。

 

収納の数・収納の広さ

収納できる場所は間取り図に書いていることが多いですが、内見でも確認しておきましょう。

実際に見てみると奥行きが全然無かったり、変な位置に仕切りがあって使いづらかったりします。

また部屋だけでなく、キッチンや洗面台、トイレの収納も見ておくと良いでしょう。

 

部屋のコンセントの数

部屋にコンセントが何個あるかは必ず確認しておくべきポイントです。

テレビ、スマホの充電器、ゲーム機、パソコン、間接照明、スピーカーなど、一人暮らしでも意外とコンセントを使う家電は多いです。

またレイアウトを考える時のために、どこにコンセントがあるかメモっておくのもおすすめです。

 

キッチンのコンセントの数

キッチンのコンセントの数も重要です。

冷蔵庫、電子レンジ、トースター、電気ケトル、炊飯器など、キッチンで使う家電は多いので、最低でも4つくらいはコンセントが欲しいですね。

 

キッチンのコンロの数

自炊をよくする人なら、コンロの数が2つ以上あると便利です。コンロが2つあれば、フライパンで炒めものをしながら、お鍋で味噌汁が作れたりします。

そもそもキッチンにコンロが無い物件もあります。その場合は自分でコンロを購入する必要があるので、少し面倒かもしれません。

 

キッチンの調理スペース

一人暮らし用の物件では、キッチンの調理スペースがほとんどない物件も多いです。

自炊派の人は、調理できるスペースがあるかどうかも確認しておきましょう。

一応、「伸縮まな板受け」などの便利グッズを使えば、調理スペースを広くすることは可能です。

» 【一人暮らし】キッチンが狭い人向けの収納アイデア7選!

 

冷蔵庫・洗濯機が室内に置けるか

冷蔵庫がキッチンに置けるか」「洗濯機が室内に置けるか」は確実にチェックしましょう。

1Kの物件でも「キッチンに冷蔵庫を置けない物件」がたまにあります。この場合、ワンルームタイプの物件と同じく、リビングに冷蔵庫を置くことなります。

また、洗濯機置き場がベランダや室外にある物件も意外と多いです。洗濯機を外に置くと雨や砂埃で汚れやすくなるので、マイナスポイントと言えるでしょう。

 

シャワーの水圧

可能であれば、お風呂のシャワーの水圧が弱くないか確認しておきましょう。

シャワーの水圧が弱いと洗い流すのがストレスになりますし、後から強くすることも難しいです。

 

換気扇があるか・うるさくないか

部屋に換気扇がある物件は、湿気や臭いが溜まりにくくなります。

また居間、浴室、キッチンの換気扇を稼働させて、不具合がないかもチェックしておきましょう。

 

エアコンの年式

エアコンの年式が20年前など、あまりにも古い場合は要注意です。

省エネ効率が悪いので余計に電気代がかかりますし、突然壊れてしまうリスクも高いです。

エアコンの年式は本体下部に記載されていることが多いので、チェックしておきましょう。

 

光コンセントがあるかどうか

引用元:https://dream.jp/ftth/tips_f/hikari33.html


部屋にネット回線(光回線)を引きたい人は、光コンセントの有無も確認しておきましょう。

賃貸物件の光コンセントは、一般的に画像右側のような細長い形状をしています。

すでに光コンセントが設置されていると、工事無しで光回線が引き込める場合が多く、そのぶん工事費用が安く済みます(物件やプロパイダによっても異なります)。

ちなみに、ネット回線の工事が面倒な場合は、「WiMAX」を契約するのがおすすめです。

» 一人暮らしのネット回線は「WiMAX」がおすすめ【工事不要で安い】

 

部屋に虫がいないか

内見中に虫が複数匹飛んでいたり、虫の死骸がある物件はやめておいたほうが良いでしょう。

空き室の管理がずさんだということがわかりますし、入居後も虫に悩まされる可能性が高いです。

 

ベランダのチェックポイント

ベランダの汚さ

ベランダに虫や鳥のフンが無いかは、確実にチェックしておきたいポイントです。

 

網戸の有無

高層階のマンションだと、窓に網戸が無かったりします。

網戸が無いと窓を開けた時に虫が入ってきやすく、特に夏場は苦労します。

 

隣のベランダの汚さ

ベランダに出たら、両隣のベランダをチラッと確認しておきましょう。

ゴミが散乱している」「タバコの吸い殻がある」といった場合、マナーの悪い人が住んでいる可能性が高いです。あとあとトラブルに巻き込まれるかもしれません。

 

ベランダからの景色

ベランダからの景色が良ければ良いのですが、向かいの部屋が丸見えの場合は要注意です。

隣人に部屋を見られるのはあまり良い気がしませんし、防犯面でのリスクもあります。

 

その他、内見時にやっておくこと

建物や室内のサイズを測る

  • 建物の入口
  • 階段
  • エレベーターのドア
  • 部屋のドア
  • 廊下
  • 洗濯機置き場
  • 冷蔵庫置き場
  • カーテンレール

建物や室内のサイズをあらかじめ測っておくと、大型の家具や家電を運び込む時に役立ちます。

測る時はドアのでっぱりなどを考慮して、「一番狭い部分」も測るようにしましょう。

 

担当者と話す

「前に住んでいた人の退去理由を知りたい」「隣人の情報を知りたい」という場合は、内見に同行している担当者に尋ねてみましょう。

担当者によっても異なりますが、大丈夫な範囲で情報を教えてくれることがあります。

 

まとめ:ある程度の妥協も必要

今回は、内見に関わる様々なお役立ち情報について紹介しました。

内見時に見ておくべきポイントについても紹介しましたが、全ての条件を満たしている部屋を見つけるのは、なかなか難しいと思います。

条件に優先順位をつけておき、優先度の低い条件はある程度妥協する」というスタンスで部屋を探すのが、部屋探しのコツと言えるでしょう。

 

 

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