引っ越しする際に行う「荷造り」ですが、どのタイミングで荷造りを行えばいいのか、よくわからない人も多いのではないでしょうか。
そこで、このページでは荷造りをするべきタイミングや、一人暮らしの荷造りのコツについてまとめているので、引っ越しをしようと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
引っ越しの荷造りはいつからやるべき?
引っ越しの約2週間前から荷造りするのがおすすめ
一人暮らしの場合は、引っ越しの2週間前くらいから荷造りを始めるのがおすすめです。
荷造りはただ荷物をダンボールに詰めるだけではなく、大量のダンボールを用意したり、いらない物が出てきたら処分したりと、様々な作業が必要になります。
そのため、ある程度スケジュールに余裕を持たせて荷造りを進めていくのが良いでしょう。
荷造りに必要なもの
ダンボール
ダンボールは、荷造りするときに必須レベルで必要になるアイテムです。
引っ越し会社に依頼する場合は、ダンボールは無料でもらえたりしますが、自家用車などを使って引っ越す場合は、自力でダンボールを調達する必要があります。
自力でダンボールを調達する場合は、通販サイトで購入するか、近くのドラッグストア、スーパーなどにお願いしてダンボールを分けてもらうのが良いでしょう。
荷造りでは意外とダンボールを使うので、想定よりも多めに用意できると安心ですね。
その他、必要なもの
- 軍手
- はさみ
- カッター
- ガムテープ
- セロハンテープ
- 新聞紙・チラシ
- ゴミ袋・ビニール袋
- 油性ペン
ダンボール以外にも、上記のような物が必要になるので用意しておきましょう。
新聞紙やチラシは食器類を包んだり、ダンボールの隙間を埋める時に重宝します。
ビニール袋は小物類をまとめるときや、化粧水などの液体が入った容器を包む時に便利なので、複数枚用意しておきましょう。
荷造りのコツ
事前に不用品を処分しておく
荷造りを始める前に、不要なものがあったら処分しておきましょう。荷物を減らしておくことで荷造りが楽になるのはもちろん、引っ越し料金が安くなることもあります。
特に家具や家電は処分するのに手間がかかるので、早めに粗大ゴミに出したり、フリマアプリで売却するなどして処分しておきましょう。
複数の不用品をまとめて処分したい人は、「くらしのマーケット」を使うのもおすすめですね。
≫ 引っ越しの不用品回収・処分はくらしのマーケットがおすすめ
使わないものから荷造りする
- 季節外れの衣服
- 読み終わった本
- DVDやゲームソフト
- フィギュアなどのコレクション
荷造りするときは、「すぐに使わないもの」からダンボールに詰めていきましょう。あとあと必要になるものをしまうと、二度手間になってしまいます。
すぐに使わないものの一例としては、季節外れの衣服、読み終わった本、DVDやゲームソフト、趣味のコレクションなどが挙げられます。
大小のダンボールを使い分ける
本などの重いものは小さいダンボールに入れ、衣服などの軽いものは大きいダンボールに入れるのが、荷造りの基本です。
大きいダンボールに重たいものを入れると、持ち運ぶ時に大変ですし、最悪の場合は運搬中にダンボールの底が抜けてしまう可能性があります。
大小のダンボールを使い分けて、なるべく重さが均等になるように荷造りするのがコツです。
ダンボールの見えるところに中身・場所を記入しておく
荷物を詰めたら、ダンボールの表側にマジックで何が入っているか書いておきましょう。こうしておくことで、ダンボールの中身がひと目でわかるようになります。
また、キッチンやリビングなど、どの部屋で使うものかを書いておくのも便利です。
引越し後すぐに使うものはまとめておく
- 荷解きに使うもの(軍手、ハサミ、カッター、ゴミ袋など)
- 日用品(着替え、ハミガキ、お風呂グッズ、ティッシュ、充電器など)
- カーテン
- 照明器具
引越し後すぐに使うものは、まとめてバッグなどに入れておくと良いでしょう。
特に引っ越し当日に使いそうな上記のアイテムは、すぐ出せるようにしておきましょう。
小物類はビニール袋に入れてまとめる
筆記用具、化粧道具、雑貨品などの小物類は運ぶときに散らばりやすいため、できるだけビニール袋などにまとめて入れておきましょう。収納スペースの圧縮にもなりますよ。
ケーブル類は写真を撮ってからまとめる
パソコンやゲーム機などのケーブル類は見た目が似ているものが多く、適当にまとめてしまうと、後で繋ぐときに時間がかかってしまいます。
あらかじめ、どのケーブルかわかるように写真を撮ったり、メモしてからまとめるようにすると、あとで接続するときに便利です。
荷造りする際の注意点
引っ越し前にパソコンのデータをバックアップしておく
引っ越し中にパソコンが壊れてしまっても、中のデータは補償の対象外になることが多いです。
落下事故などで万が一パソコンが壊れてしまった時のことも考えて、USBメモリや外付けHDDなどにデータをバックアップしておきましょう。
貴重品は自分で持っていく
引っ越し業者は、基本的に貴重品は運搬してくれません。
ダンボールにこっそり入れておけばバレないかもしれませんが、紛失したときの補償が無いため、できるだけ自分で持っていった方が良いでしょう。
貴重品は「現金・印鑑・通帳・宝石・ブランド製品」などが該当します。
まとめ
今回は、引っ越しの荷造りのタイミングやコツについて詳しく解説しました。
このページが皆さんの引っ越しの手助けになれば幸いです。