一人暮らしを始めると、野菜を食べる頻度が少なくなりがちです。特に忙しい社会人は、日々の食事を外食やコンビニ弁当で済ませている人も多いと思います。
個人的には、一人暮らしで野菜を摂るなら「カット野菜」を活用するのがおすすめです。今回はカット野菜がおすすめな理由や、カット野菜のメリット・デメリットについて解説していきます。
健康のために野菜を食べようと思っている人は、ぜひチェックしてみてください。
一人暮らしにカット野菜がおすすめな理由
- 袋から出すだけで簡単に野菜を食べられるから
- コンビニで売っているサラダよりも安いから
「普通の野菜よりも手軽に食べられて、コンビニサラダよりも安い」
カット野菜がおすすめな理由を説明すると、上記のようになります。もちろんデメリットもあるのですが、個人的にはメリットの方が上回っていると思います。
特に、忙しい社会人や自炊をあまりしない人は、カット野菜を活用すべきですね。
カット野菜のメリット
野菜を洗う・切る必要がない
カット野菜は基本的に製造段階で洗われているので、洗う必要がありません。一部商品は洗う必要がありますが、パッケージに「洗わず食べられます」などと書かれているものは洗浄不要です。
また、その名の通り食べやすくカットされてあるので、包丁で切る作業も不要です。生野菜を切るためにはまな板と包丁を使う必要がありますが、これらが不要になるのは大きなメリットと言えます。
食べきりサイズなので管理が楽
カット野菜は大体が80g~120gくらいの「食べきりサイズ」で、1食で食べ切れる量になっています。
一人暮らしだと、普通の野菜は1食では使い切れず、キッチンペーパーで包んだり、ジップロックなどに入れて保存する必要があったりします。
「野菜をいちいち保存するのが面倒……」と思っている人ほど、カット野菜はおすすめできますね。
コンビニでも購入可能
カット野菜はスーパーだけでなく、各コンビニでも販売されています。
「スーパーが閉まっていて野菜が買えない」という状況でも購入できるので、帰りが遅くなりがちなサラリーマンでも気軽に買うことができますうお。
惣菜のサラダよりも安い
カット野菜は種類にもよりますが、大体1袋80~200円くらいで売られていることが多いです。
一方、コンビニなどで売っている出来合いのサラダは1つ200~400円くらいするので、価格差は2倍以上にもなります。この差は結構大きいですよね。
出来合いのサラダは鶏肉や卵などの具材が入っていたり、独自の魅力もあるのですが、食費を抑えたい場合はカット野菜の方がコスパは良いでしょう。
カット野菜のデメリット
普通の野菜よりは高い
野菜 | 単価 |
---|---|
キャベツ一玉 | 150gあたり約34.5円 |
カット野菜のキャベツ | 150gあたり約100円 |
※引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/440708/
コンビニのサラダに比べると安いですが、やはり普通に野菜を買うよりは高くなります。上記の表によると、キャベツ一玉を買うより3倍ほど高くなるので、かなり割高と言えます。
以上のことから、「調理や保存の手間がかかっても良いから、とにかく安く野菜を買いたい」という人は、スーパーで普通の野菜を買った方が良いでしょう。
長期保存できない
カット野菜の消費期限は基本的に2~3日程度となっていることが多いです。これは一度カットされているため、切り口から痛みやすくなっているのが一因です。
ですが、前述した通りカット野菜は食べ切りサイズのものが多いので、1~2食以内に食べ切ることができれば、さほど大きなデメリットにはならないでしょう。
野菜の種類が少ない
カット野菜はキャベツや大根、玉ねぎなどの淡色野菜が多いです。
ピーマンやブロッコリーなどの緑黄色野菜は少ないので、緑黄色野菜を摂りたいなら生野菜か冷凍野菜を活用しましょう。
カット野菜の栄養ってどうなの?危険なの?
- 洗浄に次亜塩素酸ナトリウムが使われているが、安全性は認められている
- 洗浄すると水溶性ビタミンが一定数損失するが、その他の栄養素は失われない
カット野菜は食べられる形にカットした後、『次亜塩素酸ナトリウム』という液体で洗浄します。この時点で確かに、水溶性ビタミンであるビタミンB群とビタミンC、カリウムはある程度損失します。
~中略~
水溶性ビタミンのB群やCの損失率は3~4割程度なので、すべての栄養が損失するわけではありません。また、ポリフェノールや脂溶性ビタミン、ミネラル、食物繊維などの貴重な栄養素はこれらの工程を経てもほとんど損失しないので、カット野菜を食べるメリットはあると思います
確かに普通の野菜と比べると栄養価は減るようですが、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素は普通に含まれているため、カット野菜を食べる意味はあると言えるでしょう。
カット野菜の種類
- 千切りキャベツ
- レタスミックス
- 大根ミックス
- 玉ねぎミックス
- 野菜炒めセット
スーパーやコンビニでは、上記のようなカット野菜が販売されています。
サラダ用だけでなく、野菜炒めや鍋用のカット野菜も売られていますよ。
果物も食べるのがおすすめ
健康のために野菜を食べるなら、同時に果物も取り入れるのがおすすめです。
下記の記事では、食べやすさや価格の安さを重視した「一人暮らしにおすすめの果物」について紹介しているので、興味があればチェックしてみてください。
≫ 一人暮らしにおすすめの安い果物3選【これだけ食べればOK】
まとめ
今回は一人暮らしにカット野菜がおすすめな理由について紹介しました。
忙しい社会人など、食生活が偏りがちな人にぴったりな「カット野菜」。カット野菜を上手に活用して、ヘルシーな食生活を目指してみてはどうでしょうか。