「冷房の人工的な風が嫌いだから、エアコンなしでできる暑さ対策が知りたい」
「なるべく電気代をかけずに暑い夏を乗り切りたい」
上記のような悩みを持つ人に向けて、今回はエアコンなしで暑さをしのぐ方法をご紹介します。どれも簡単に実行できるものばかりなので、エアコンをあまり使いたくない人は参考にしてみてください。
エアコンを使わないメリット
電気代を節約できる
エアコンを使わないことによる一番のメリットは、電気代を節約できることでしょう。
使用時間や機種にもよりますが、冷房の電気代は1ヶ月で3000円~5000円程度とかなり高く、特に暑い7月や8月は冷房代が高くなりがちです。
エアコンの使用を最小限に抑えることができれば、そのぶん電気代も安くなります。生活費を節約したい人にとっては、かなりありがたいメリットと言えるでしょう。
エアコンの風を受けなくて済む
「エアコンの人工的な風が嫌い」「エアコンをつけると体がだるくなるから苦手」といった理由から、エアコンがあまり好きではない人も一定数存在します。
今回紹介する方法を駆使すれば、エアコンを使わなくても夏の暑さを和らげることができますよ。
暑さをしのぐ方法
窓を開け方を工夫する
窓の開け方を工夫すれば、効率良く自然の風を取り込むことができます。
窓開けのポイントは「窓を2ヶ所開けること」。窓を2ヶ所開けることで部屋に風の通り道ができ、継続的に外から室内に風が通るようになります。
開ける窓を対角線上にすれば、さらに風が通りやすくなります。窓が対角線になっている部屋がある場合は、対角線の窓を開けるようにしましょう。
扇風機を使う
扇風機はエアコンに比べると冷却能力は落ちますが、1時間使用したとしても電気代は1円以下なので、電気代を節約しつつ部屋を涼しくすることが可能です。
扇風機は安いものであれば数千円程度で購入できるので、サクッと買えるのも魅力と言えます。
前述した窓開けと併用すれば、自然な風で暑さを軽減できますよ。
保冷剤・氷枕を活用する
保冷剤をタオルで巻いたものや氷枕で体を冷やすと、ひんやり涼しく感じます。
冷やす部位でおすすめなのは、「首や脇の下」。これらの部位には太い血管が通っているので、冷やすことで全身に冷えた血液が行き渡りやすくなります。
また、「手首や足首」といった皮膚が薄いところを冷やすのもおすすめですね。
暑さ対策グッズを活用する
ネットショップやホームセンターなどで売っている暑さ対策グッズを活用するのもおすすめです。
室内でも使えるものとしては、首をひんやりと冷やしてくれる「ネッククーラー」や、水につけて振るだけで冷たくなる「冷却タオル」などがあります。
パソコンやゲーム機の使用を控える
パソコンやゲーム機など、発熱しやすい家電を使用していると部屋の室温も上がっていきます。
暑い日は使用を控えるか、パソコン用の冷却グッズを使って冷却するといいでしょう。
USBで使える冷却ファンや、机との間にスペースを作って放熱するスタンドなどがあります。
スポットクーラー・除湿機を使う
「事情があって部屋にエアコンが設置できない」というような場合は、スポットクーラーの導入を検討してみてもいいでしょう。
スポットクーラーは除湿機能と冷風機能を併せ持った家電のことで、部屋を除湿しながら冷風を送り出してくれるため、室温の低下が期待できます。
エアコンに比べると冷却能力は低めですが、衣類の乾燥にも役立つ便利な家電です。
冷房のある施設で休憩する
図書館やカフェなど、冷房が効いている施設に行くのも一つの手です。
特に公立の図書館は利用料無料ですし、いろんな本を読むことができるので暇つぶしにもなります。
近くに図書館がある場合は行ってみてはいかがでしょうか。
まとめ:暑くてきつい場合はエアコンを使うべき
暑くてどうにもならない場合は、素直にエアコンを使うべきです。いくら電気代を節約できても、暑さで体調を崩してしまっては本末転倒です。
特に高齢者や体力のない人は熱中症にかかりやすいため、体調管理には特に気をつけてください。